早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　高橋大輔教授（数理材料学研究）　

●学歴
1983年　東京大学工学部物理工学科卒業
1984年　東京大学大学院工学系研究科物理工学専門課程修士課程修了
1989年　工学博士（東京大学）学位取得

●職歴
1986年－1990年　東京大学工学部助手
1990年－1994年　龍谷大学理工学部講師
1994年－1998年　龍谷大学理工学部助教授
1998年－2001年　早稲田大学理工学部助教授
2001年－2007年　早稲田大学理工学部教授
2007年－　早稲田大学理工学術院教授

●学外
日本応用数理学会副会長（2013年－2014年）

●受賞
日本応用数理学会業績賞（2012年）

●研究内容
ソリトンに代表されるような非線形波動現象について，応用数理学的観点から研究を行っています．微分方程式，差分方程式，セルオートマトンなどさまざまな形式で記述される時間発展方程式の解の構造に興味があり，最近では特に超離散化手法を中心としたデジタル時間発展系の解の構造と解析手法について重点的に研究しています．応用的な観点からは，交通渋滞や結晶成長など構成要素を粒子として扱うことができる対象について，基本法則を方程式の形で表現することから始まり，保存量やリャプノフ関数といった特徴量や，時間無限大における解の漸近挙動などを，コンピュータ上の数値実験や数式処理を援用しながら解明を進めています．

研究室ホームページURL: http://hakotama.jp/

図　粒子セルオートマトンと３次元基本図

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