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早稲田大学 理工学術院 大学院基幹理工学研究科 材料科学専攻

〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
早稲田大学 西早稲田キャンパス

  • 材料科学専攻について

 材料科学専攻では、鉄鋼,非鉄金属,素形材等の材料系産業をはじめとして,我が国の基幹産業である,重工業,自動車,電機,精密機器,インフラ系(電力,ガス,水道,エネルギー),運輸等の発展に必要となる材料科学の学問体系を追求し,そこに数理的な視点や次世代材料に関わる視点も加えた次世代基幹産業分野における材料科学の視点に基づく研究開発に関わる人材を育成・輩出することを目指します.
 また,材料学分野に関わる学問・研究分野の急速な進展を踏まえ,その内容を研究指導や講義に反映させ「数理的で柔軟な思考力」,「多角的視野」, 「革新的材料実験法の構築など進取の精神」を備えた,基盤材料学及び先端材料学の研究と基幹材料産業に応用する力を有する学生を育成します.

  • 初代専攻主任 からの挨拶

材料科学専攻 初代主任 伊藤 公久 教授

 本専攻は早稲田大学における材料工学80年の歴史を基とし,来るべきスマート社会に対応した新しい材料科学の専攻として,2019年4月から発足します.ここで言う新しい材料科学とは,数理科学的な視点と機械科学的な視点とを融合した材料科学のことであり,人類の持続的発展のために必要不可欠な学問・教育体系のひとつです.材料における複雑な時空間の階層構造を有機的に理解するためには,数理的な思考力が必須であり,新しい材料を社会実装するには,機械科学の精緻な設計(デザイン)能力が求められます.このため、修士1年の春学期には講義と計算機演習によって,材料研究に必要なシミュレーションの基礎を習得する画期的な授業,「材料の数理モデリング特論A、B」を必修科目として設置しました.そこでは、シミュレーションの数理に始まり,時空間のスケールに従って,第一原理計算,量子化学,分子動力学法,phase field法,伝熱・凝固,粒子法,計算熱力学,有限要素法等の項目を系統的に学ぶことが出来ます.その後は,様々な科目の履修と修士論文研究に進みますが,常に数理科学的な視点と機械科学的な視点とを併せ持ち,材料の研究・開発に携わることのできる人材育成を目指した教育が行われます.

  • 材料科学専攻のカリキュラム



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基幹理工学研究科 材料科学専攻

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