早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　鈴木進補教授（材料プロセス工学研究）　

●学歴
1993年　早稲田大学理工学部機械工学科卒業
1995年　早稲田大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了
1998年　早稲田大学理工学研究科機械工学専攻博士後期課程修了博士（工学）

●職歴
1998年－2005年　Technische Universitat Berlin, Hahn-Meitner-Institut Berlin 研究員
1999年－2000年　Alexander von Humboldt財団奨学研究員
2005年－2010年　大阪大学産業科学研究所　准教授（助教授）
2010年－2013年　早稲田大学高等研究所　准教授
2013年－　早稲田大学基幹理工学部機械科学・航空学科　教授
2017年－　早稲田大学各務記念材料技術研究所　流動研究員

●受賞
日本マイクログラビティ応用学会奨励賞(2005年)
高温学会　解説賞（2009年）
日本金属学会　論文賞第7回「まてりあ論文」（2009年）
軽金属学会躍進賞（2013年）
日本塑性加工学会技術開発賞（2016年）
日本鋳造工学会　論文賞（2017年）

●学外
Metal Forming 2019, Scientific Committee
Met Foam 2019, International Advisory Committee

●研究内容
金属の生産技術は，いつの時代においても社会的課題解決のキーテクノロジーとしての責任を担っています．本研究室は，ミクロ組織制御による機械的特性の向上を目的に，材料科学の視点から金属の溶解，凝固・鋳造，塑性加工を用いた材料プロセスの研究を行っています．溶解の分野では，宇宙の微小重力環境を使った溶融金属の性質の測定や，溶解した使用済みタービンブレードから有害な硫黄を除去する技術の開発を行っています．凝固・鋳造分野では，金属用３Dプリンターでの溶解・凝固の挙動の解明や，凝固法・半凝固法によるポーラス金属の製法開発を行っています．塑性加工分野では，引抜きによる高強度極細鋼線・極細管材の開発，高張力鋼板の成形性改善や，応力緩和の塑性加工への応用を行っています．

研究室ホームページURL: http://www.suzukilab.amech.waseda.ac.jp/

図　連続鋳造法で作製した方向性気孔を持つポーラスアルミニウム合金

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