早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　丸野健一教授（数理材料学研究）　

●学歴
1994年大阪府立大学工学部卒業
1996年九州大学大学院修士課程修了
1999年九州大学大学院博士課程修了　博士（理学）

●職歴
2003年　九州大学特任助手、
2006年　テキサス大学パンアメリカン校助教授
2011年　同校准教授
2014年　早稲田大学理工学術院准教授
2017年　早稲田大学理工学術院教授

●研究内容
　物理学で現れる非線形現象に関連した数理科学（非線形力学系，数理物理学）の研究を主に行っています．特に，様々な材料中に現れる複雑な非線形問題を数理物理学・力学系理論の手法や数値計算を用いて解析したり，複雑な非線形現象の解析に役立つ新しい数理的手法の開発に取り組んでいます．最近は，材料中に現れる非線形波動の問題に対して２０世紀後半に数理物理学において発展したソリトン理論（可積分系理論）など最先端の数理科学を積極的に応用していくことに興味を持っており，様々な材料における非線形波動現象の解析や新たな数理的手法の開発に取り組んでいきたいと考えています．

研究室ホームページURL: https://kmaruno.wixsite.com/marunolab

図　非線形媒質中を伝わるパルス

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