早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　小山泰正教授（材料結晶物理学研究）　

●学歴
1976年　東京工業大学工学部金属工学科卒
1978年　東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了　
1981年　東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了（工学博士）

●職歴
1981－1989年　東京工業大学工学部助手
1985－1987年　米国パデュー大博士研究員
1989－1994年　早稲田大学理工学部助教授
2014－2018年　早稲田大学各務記念材料技術研究所　所長
1990年－　早稲田大学各務記念材料技術研究所兼任研究員（現：研究拠点教員）
1994年－　早稲田大学理工学部（現：理工学術院）教授

●受賞
日本学術振興会科学研究費補助金第1回審査員表彰 (2008年)
日本金属学会功績賞 (1996年)
日本金属学会論文賞 (1982年)
日本金属学会ジェフリース賞 (1979年)

●学外
1999－2000年　文部科学省学術審議会専門委員
2008－2012年　文部科学省研究振興局　科学官
2009－2010、2013－2015、2015－2017、2018年－　文部科学省科学技術・学術審議会学術分科会専門委員

●研究内容
材料には、原子、原子クラスター、結晶構造、ナノ・メソスケール構造、さらに分域構造等の構造の階層性が存在します。また結晶構造に関しても、準結晶のような無限階層の自己相似性を示す、非周期材料の存在も明らかにされています。そこで本研究室では、材料に現れる構造の階層性に注目し、準結晶での自己相似性の起源や巨大原子クラスターの特徴、さらには結晶構造の変化を伴う、材料での構造相転移や相変化等によって生じる様々な階層構造に関して、その結晶学的特徴を主に透過型電子顕微鏡等の回折結晶学的手法で調べ、その詳細を明らかにしています。

研究室ホームページURL: http://www.aoni.waseda.jp/ahirata/koyamahiratalab.html

図　2次元準結晶の電子分布および3次元準結晶に存在する原子クラスター

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