早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　川岸　京子客員教授（結晶制御工学研究）　

●学歴
1993年　東京工業大学工学部金属工学科卒業
1995年　東京工業大学大学院理工学研究科金属工学専攻博士前期課程修了
1998年　東京工業大学大学院理工学研究科金属工学専攻博士後期課程修了　博士（工学）

●職歴
1996年-1998年　日本学術振興会　特別研究員（DC2）
1998年-2001年　科学技術庁金属材料研究所　研究員
2001年-2006年　独立行政法人物質・材料研究機構　研究員
2006年-2014年　独立行政法人物質・材料研究機構　主任研究員
2014年-2018年　独立行政法人物質・材料研究機構　主幹研究員
2018年-　　　　独立行政法人物質・材料研究機構　グループリーダー
2019年-　　　　早稲田大学理工学術院　客員教授

●受賞
山崎貞一賞　（2013年）
文部科学大臣表彰　科学技術賞開発部門　（2014年）
日本金属学会　功績賞（2019年）

●研究内容
次世代ジェットエンジン、超高効率複合発電、コジェネレーションなどの熱効率向上とCO2排出削減を目的として、高性能Ni基超合金をはじめとした、各種超耐熱材料の研究を行っています。母相と析出相、結晶粒界などの界面制御や、クリープ強度などの機械的特性と高温酸化、腐食などの耐環境特性の評価、開発合金に適したコーティングの開発を行うとともに、材料設計法を確立して低コスト・高パフォーマンスな合金の開発を促進します。また、開発材料のリサイクル活用を提案し、高性能な超耐熱材料の実用化を目指します。

研究室ホームページURL: https://www.nims.go.jp/research/group/superalloys-and-high-temperature-materials/

国立研究開発法人物質・材料研究機構との連携による分野です。
詳細は、早稲田大学-NIMS連係大学院ウェブサイトをご覧ください。
https://www.nims.go.jp/waseda/index.html

図　Ni基超合金の高温クリープにおけるγ/γ’相の変形

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