早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

　細井厚志教授（材料強度学研究）　

●学歴
2003年　早稲田大学理工学部機械工学科卒業
2005年　早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了
2008年　早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程修了　博士（工学）

●職歴
2007年－2008年　日本学術振興会　特別研究員
2008年－2014年　名古屋大学大学院工学研究科　助教
2014年－2016年　早稲田大学理工学術院　講師
2016年－2021年　早稲田大学理工学術院　准教授
2021年－　早稲田大学理工学術院　教授

●受賞
文部科学省　文部科学大臣表彰若手科学者賞（2017年）
船井情報科学財団　船井学術賞（2017年）
日本機械学会奨励賞（研究）（2016年）
日本機械学会賞（論文）（2015年）

●学外
International Scientific Committee, the 7th International Conference on Fatigue of Composites (2017年)
Organizing Committee, International Committee on Aeronautical Fatigue and Structural Integrity, 35th Conference and 29th Symposium (2017年)
経済産業省　先進技術マイスター（材料技術）（2017年）
日本複合材料学会　評議員（2016年～）
日本機械学会　機械材料・材料加工部門　運営委員会委員（2015年～）
日本航空宇宙学会　ICAF運営委員会委員（2015年～）

●研究内容
構造材料や機能性材料の長期信頼性を確立することを目的として、ナノレベルからマクロスケールに至る材料強度特性や破壊現象を実験と解析により力学的に評価しています。主に、構造材料の耐久性評価、異材界面の力学的特性評価、き裂発生や進展の力学的評価、ナノマテリアルの創製と機能性評価等の基礎的研究を行っています。原子間力顕微鏡や電子顕微鏡を用いたナノスケール特性評価から高速度カメラを用いた破壊のその場観察に至るまでの実験的評価、さらに、有限要素法や分子動力学を応用した解析的評価など、マルチスケールアプローチにより材料の健全性・信頼性を評価しています。

研究室ホームページURL: http://www.hosoi.amech.waseda.ac.jp/index.html

図．高密度電子衝突による金属疲労き裂の治癒

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