早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

平田秋彦教授（非晶質材料物理学研究）　

●学歴
1998年　早稲田大学理工学部材料工学科卒業
2000年　早稲田大学理工学研究科材料工学専攻修士課程修了
2003年　早稲田大学理工学研究科材料工学専攻博士後期課程修了博士（工学）

●職歴
2003年－2009年　大阪大学産業科学研究所　助教
2009年－2012年　東北大学原子分子材料科学高等研究機構　助教
2012年－2018年　東北大学原子分子材料科学高等研究機構　准教授
2018年－　早稲田大学理工学術院教授

●受賞
文部科学大臣表彰科学技術賞（研究部門）（2020年）
日本金属学会功績賞（2020年）
風戸研究奨励会風戸賞（2020年）
日本金属学会まてりあ論文賞（2018年）
日本金属学会村上奨励賞（2014年）
日本顕微鏡学会奨励賞（2012年）
日本金属学会奨励賞（2005年）

●学外
Scientific Reports, Editorial Board Member (2015年～)
日本金属学会　代議員 (2021年～)
Materials Transactions, Editorial Board Member (2022年～)

●研究内容
ガラスに代表されるような無秩序な原子配列を持つ一連の非晶質物質群について結晶学的観点から研究を行っております．結晶とは異なり非晶質構造には周期性が無いため解析が困難で，そのため種々の物理現象の理解も結晶と比べて遅れています．我々の研究室では、X線・電子回折、電子顕微鏡等の実験手法，分子動力学，モンテカルロ等のシミュレーション手法，およびパーシステントホモロジー解析等の情報・数理手法を相補的に活用することで非晶質構造と非晶質特有な物理現象を明らかにしていきます．また、機能性非晶質材料である2次電池用電極材料や相変化記録材料等の機能発現機構の原子レベルからの解明を目指します．

研究室ホームページURL: http://ahirata.w.waseda.jp/

図　リチウムイオン電池負極材アモルファスSiOの不均化構造モデル

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