早稲田大学　理工学術院　大学院基幹理工学研究科　材料科学専攻

荒尾　与史彦准教授（ナノ材料工学研究）　

●学歴
2004年　早稲田大学理工学部機械工学科卒業
2006年　早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了
2010年　早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程修了　博士（工学）

●職歴
2008年-2010年　早稲田大学基幹理工学部　助手
2010年-2011年　早稲田大学基幹理工学部　助教
2011年-2015年　同志社大学理工学部　助教
2015年-2020年　東京科学大学（旧東工大）物質理工学院　助教
2020年-　早稲田大学理工学術院　准教授

●受賞
日本機械学会奨励賞（研究）
日本材料科学会若手奨励賞

●学外
日本機械学会　機械材料・材料加工部門　運営委員会委員 (2018～)
日本材料科学会　運営委員（2020～）

●研究内容
本研究室では、ナノサイズに由来した特異な特性をバルク材に引き出すべく、研究を進めております。グラフェンに代表されるナノシートは、ファンデルワールス力やπ-π相互作用により積層構造となっています。この層状鉱物を剥離して薄層化していくことで、高い電気伝導率や熱伝導を有するナノシートを取り出すことができます。ナノシートを取り出すプロセスを確立するとともに、ナノシートを利用した高強度フィルム、高熱伝導フィルム、で電磁波シールドコーティング、ハイブリッド複合材料などの研究を行っております。

研究室ホームページURL: https://www.arao.amech.waseda.ac.jp/

図層状鉱物の剥離プロセスとプラチックの高強度化への応用

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